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全国約682万人※
この数値、何の人数だと思いますか?
正解は、「要介護(要支援)認定を受けている人数」です。※厚生労働省「介護保険事業状況報告(年報)」/令和2年度
40~64歳の中ではわずか0.4%ほどにとどまりますが、その割合は加齢とともに急速に高まり
65歳以上では約18%、なんと5人に1人の割合で支援や介護が必要であると認定されているのです。
平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳であることを思うと、
多くの方が8年以上もの月日を支援や介護のもと生活することになります。
要支援や介護の原因は「認知症」「関節疾患」「骨折・転倒」が多くを占めていることが分かっています。
しかしその方々の多くは、ある日突然支援が必要になったわけではありません。
「まだ大丈夫」「年齢のせい、みんなそう」と思っているうちに違和感が悪化していき、
気付いた時には支援が必要な状態にまで進行してしまうことが多いのです。
誰しも自分の不調には鈍感だったり後回しにしてしまいがちなもの。
周りの方の気づきも大切です。
さらに、原因の多くを占める「骨」と「認知症」ですが、全く別の話のようにも思えて実はそうでもありません。
各国の研究より、「歩くこと」が「認知機能低下の予防」になるという研究結果が得られています。
逆を言うと、骨(足腰)が弱る→歩くことが減る→認知機能が低下する
という負のスパイラルが待っているのです。
チェック①
立った状態から腰を落とし、かかとを床につけたまましゃがむことができるか試してみましょう。
しゃがみきることができましたか?
チェック②
脚を伸ばした時、床に膝裏がつくか確認してみましょう。
これらがスムーズに行えなかった場合は要注意。
普段の生活の中でも、しゃがむ、中腰、正座など、若い頃はスムーズだった動作に違和感が出てきていませんか?
「年齢だから仕方ない。みんなそうだろう」という油断は寝たきりへの第一歩です。
ご自身ももちろんですが、たまに会う高齢のご両親はいかがでしょうか?
歩くのが遅くなったり、階段を真っすぐ下りれなかったり、なんてことない段差につまづいていたりしませんか?
生活ができるレベルの違和感は、本人は「まだ大丈夫」と見逃しやすいです。
家族の気づきが助けになります。
寝たきりにならない為には、自立した生活を送れている段階で、寝たきり予防に取り組むこと。
今日から始められる対策をご紹介します。
その①3秒もも上げ
太ももの筋肉が衰えると、足が上がらなくなり転倒・骨折のリスクが高まります。
特にご高齢の方は外出の機会も減る為、意識的に動かすようにしましょう。
3秒もも上げは自宅で簡単に行うことができます。
直立した状態から、3秒かけてゆっくりと太ももが床と平行になるまで脚を持ち上げましょう。
そこからまた3秒かけて足を床まで下ろします。
太ももをしっかり平行になるまで持ち上げることが大切です。
その②軟骨対策
節々がスムーズに動くには、クッション性に優れた軟骨が必要です。
ですが軟骨を生成する力は年齢と共に衰えていくため、軟骨は年々すり減っていく一方です。
一度すり減った軟骨が自然と増えることはないので、
足りない成分は意識的に補うことも大切です。
年齢を重ねると食べることができる量も限られてくるので、サプリメントを上手に活用しましょう。
ここで注意したいのは、知名度の高いグルコサミンやコンドロイチンは効率が悪いということ。
軟骨成分の約95%はプロテオグリカン、Ⅱ型コラーゲン、ヒアルロン酸でできていて、
実はグルコサミンやコンドロイチンはほんの一部でしかありません。
編集部からのおすすめ
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軟骨成分のプロテオグリカンとⅡ型コラーゲン、ヒアルロン酸を高純度に配合しています。
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その③人と話す機会を常に持つ
脳には一定の刺激が必要で、「話すこと」と「笑うこと」は認知症のリスクを低下するという研究結果もあります。
自分の脚で毎日「歩く」、外出先で人と「話す」「笑う」ことは認知症予防に効果的な習慣なんですね。
年齢に伴った体力の低下や節々の違和感により外出が遠のきがちですが、
いつまでも自分の脚で人生を歩めるように意識して対策しましょう。
介護費用は、決して安いものではありません。
ご家族といえど、大人1人の世話を24時間365日行うというのは肉体的にも精神的にも経済的にも
疲弊してしまうものです…。
介護の平均費用は、月々約8~9万円。
他、介護用ベッドや住宅のリフォームなどの一時的な費用は平均74万円にまで。
それが平均8年以上続くと考えると、早期対策の重要性が見えてくると思います。
本人も家族も末永く笑顔で過ごすためにも、少しでも早く寝たきり対策を始めていきましょう。